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ニュージーランド ロトルアMTB紀行(4)

今日の教訓
怪しければすぐに引き返して、別の道を行こう。

2017/5/18(木)今朝も雨。砂漠にでも行った方が喜ばれるかな?午後から晴れるとの予報で、薄日もさしてきたので正午から山へ。

シャトルバスが休日なので、今日も自走登り。今日はキチンと計画を立てていきました。とにかく評判が良いSplit Enzを走ってみたい。そのためのルートを考えました。
Waipa Bypass Rd(現地の看板はHill Rdとしか書いてない)→Hill Rd→Chestnut Rd→Chestnut Link1→Moerangi Rd→Time Warp→Split Enz V2 rebuilt(現地の看板はSplit Enzとしか書いてない)→Sandy Skid Rd→The Connection→Taura→Yellow Brick Return
Split Enzまではひたすら登りだけど、その後は下りだけというエンデューロ的な好きな流れにしました。
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Waipa Bypass Rd(現地の看板はHill Rdとしか書いてない)→Hill Rd→Chestnut Rd→Chestnut Link1がなぜかRoller Coasterに繋がっていてもう一度Chestnt Rdの途中から。これはChestnut LinkにChestnut Link1の看板が移されていたため誤解を招き、ただのChestnut Linkに入り込み、さらにRoller Coasterに入り込んでしまった模様。
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改めてChestnut Link1へ。Chestnut Link1は昨日のG Rockの出口の少し先にあり、入口からG Rock下のように伐採でキャタピラで荒らされ、地面もヌタヌタと不穏な空気。途中で引き返したいとも思いましたが、行けども地獄、引けども地獄といった状況だったので、それなら前に進むしかないと悟りをひらきました。今日の最難関でしたね。スマホのGPSとアプリがなければどうなっていたことやら。地元では何らかで情報共有されてるのかな?
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やっとの事でMoerangi Rdに出ると出口側に「Keep Out」テープが貼られているという状況…
気を取り直してまずはお昼休憩。水500mlくらい一気に飲んでしまい今後が思いやられる。こちらに来てから一度に飲む水の量がすごく多くなったような。
Moerangi Rdの登りが長い長い。昨日行ってたら死んでました。ほんとシャレにならないレベルで。
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Time Warpに入りますがここはずっと登りの表示。鬱蒼としたジャングルを抜けると一気に視界が開け、伐採後の焼野原。さらに雨というか雲の中です。山頂にピラミッド状のオブジェが薄っすらと見え、あそこまで登るのかとゲンナリ。しかし、いい感じに巻きながら登っていくのでずっと乗車で行けます。やっとの事で頂上へ。もしかしてロトルアでいちばん標高高い?そして何故かバンザイと叫ぶ。これが血というものかね?頂上は風が強いし、雨は強いし、寒いしで、水だけ飲んで早々に次へ。ここまでずっと登り。
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さて、今日のお目当てのSplit Enzです。色々な所で紹介されて気になってたのです。いや〜超面白いッス。斜度は緩めで、巻きながら徐々に標高を下げていく事4km。軽いジャンプが無数に作られていて、プッシュを入れるとグイグイ加速。コーナーにはバンクがありそのまま入って行けます。荒涼とした大地を抜け森の中へ。分岐でストップ。メインディッシュはここまで。
GPSで確認してSplit Enz V2 rebuiltへ。何も表示がないのでスマホとアプリは必須です。Sandy Skid Rdに入ります。これも表示なし。The Connectionはそれなりの面白さと難易度ですが、調子に乗ってると川に落ちるポイントがいくつかあります。グレード3ですがグレード4くらいじゃね?という感じ。
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TauraからYellow Brick Returnへ。YBRは地元の人が仕事帰りに自走で寄るような麓に繋がるトレイルですが非常によく考えられてました。周回出来るようになっており、アップダウンの絶妙な組み合わせで往復共に楽しい。2〜3回巻いて登ってを間を空けて繰り返すので苦しくなくても標高を稼げるのです。もちろん登ったら下りのご褒美も。これが何回もあるのです。コース設計大事。というわけで無事駐車場まで帰ってくることが出来ました。
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宿に帰る前に買い物とバイクショップめぐりを。簡単に見つけられたバイクショップはまずはスペシャショップ。電動セミファット推しです。もう1つはメリダとコナのお店。こちらは入門車や子供向けが多く、近所との差別化をはかっている模様。「日本人でロトルアにマウンテンバイクに乗りに来ているのはすごく珍しい」との事。「多くはニュージーランドかオーストラリア、たまにアメリカからのお客さんだね」と。
そうそう、今、ニュージーランドでは数年前の日本のように中国人観光客により潤っているようです。ただ、「団体でやって来て、観光バスで決められたルートだけを回るので、直接的な恩恵を受けているのはごく一部。まあ、こういう所があったなぁと覚えておいてもらって、今度はマウンテンバイクを乗りに来てくれるといいんだけどね。」とはロトルアの自転車ショップの方の弁。